霊感なんてあまり信じてなかった話
ここからの閲覧は自己責任でお願いします。
また、私には文才というものが欠落しているので、誤字脱字は当たり前かと思われます。
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約2か月前。
職場関係(仕事の中身は今回は関係しないので省きます)で交流する機会が増えたMさんという女性がいた。20代半ばなMさんは、比較的落ち着いた?人で、「あまりゲラゲラと笑うタイプじゃないだろうな。」というのが私からの第一印象だった。
上司等を介し、なんとなく言葉を交わすようになったその日の帰り際にMさんから。
M「あの、初対面で申し訳ないんですけど。私、ちょっと霊感的なものがあって…」
と言われた。すごいカミングアウトだな。と気楽に
「へー・・・」
と返したら
M「蘭ぷさんに…後ろに、ずっと憑いてる霊いるんです。」
と言われた。
まぁ霊のひとつやふたつ憑いてると思うし、、、
何よりも初対面ですごいなぁ……母親もなんか宗教とかハマってた時期あったしなぁ…なんて思って、はははは~って笑ってその場は流れた。
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2週間前。
家に帰ると、どことなく家の物の配置が変わっている。
アンプのEQセッティングも変わってるし、本棚から本が落ちてることもある。
最近家で一人で飲んでることもああり、記憶なくなってるだけか…とか思ってたけど、クローゼットの服もぐしゃぐしゃになっているのを見てさすがに自分じゃないと確信。
泥棒か…??とも思ったけど、パッと見で金目の物(PC、ゲーム、楽器)は盗られていないから、逆に不思議だった。なんだろうな。気持ち悪いな。と思いながら、どうしようもない不安感に胸が痛くなっていた。
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多少ぼかすけど12月11日(月)の週。
出張の都合で、Mさんとまた久しぶりに顔を合わせることになってしまった。
なってしまったというのは、事前にMさんがいることは知らず、出張先のひとりの出席者としてたまたま出くわしてしまった感じ。先輩たちは「あー!〇〇さんも来てたんだー!」なんて笑顔で話しだしていた。
が。
Mさんは私を見るや否や
M「蘭ぷさん、何か最近ありました?あの、前よりも増えてますし、そのうまく言えないんですけど……ぞわぞわというか、死線みたいなのをすごく感じます。」
と言い放った。
それに直結してるかどうかはわからないが、最近の家に起きた出来事を告げると
M「明日……は〇〇ちゃんの指導があるからさすがにだめだから……明後日向かって桑原さん所に行けば大丈夫かな……」
ボソボソ一人で言い始めていた。と明日?明後日?なんのことだ?と思っていたら
M「蘭ぷさん、私も素人だし霊感感じる程度だから直感です。的外れだったら謝ります。でも、今後ろにいるのは絶対に【良くない】タイプだと思います。」
私「うん……。」
M「私のお母さんの知り合いにそうゆうのに詳しい人がいるので、お願いをこちらでしておくので明後日そこに向かって、一緒にその霊をなんとかしましょう。」
私「えっと………」
ここで、状況は自分が思っていた以上な状態なのかもしれないと。
まだ自分事とは捉えられなくて。
どこか他人事になんか大変だなと思ってしまっていた。